モール教の神殿は個々が完全に独立しており十年に一度、宗教議会のためにルッシーニに集り葬送儀式や教義について話あう。
これには、どの神殿も最低一名は代表者を送る。
この代表者は神殿の司祭長の夢の予言で決定される。

屍衣修道会:この修道会の神殿は埋葬のための場所で死者を受け入れ、必要な儀式を行い、亡骸を"モールの庭"に埋葬し、それらを墓荒しや死霊術師から守ることが役目である。

卜占修道会:予言能力を備えた聖職者が在籍し、人々が導きを求めて神殿を訪れる。
中には夢のお告げにより、全国をさすらい予言して回る者もいる。
さすらいの卜占修道会員はたいてい、災厄預言者会のメンバーでもある。

災厄預言者会:この下部組織には二つの種別がある。
一方は、子供が十歳の誕生日を迎える先日や誰かが死んだ直後に街や村に現れ、必要な儀式を執り行う。
もう一方は、戦争や疫病、天災などで間もなく多くの人が死のうとしている場所に導かれて赴く者たちである。

黒の護り手:モールの聖堂騎士団だ。
黒の護り手に入会する者は人生において何らかの暗示的な出来事を体験したものが多い。
愛する者が大いなる死の苦しみから解き放たる場面に出くわしたなどが、その典型だ。
また、アンデッドとの遭遇を機に入会する者たちもいる。
葬儀では黒の護り手から選抜された儀杖隊が参列するが、彼らは全身を甲冑に包んでいながらも物音一つ立てないのだ。

教団機構
モールは死を司る神だ。
ただし、モールは死者の神であって死の神ではない。
人は眠ることで、死に近づき、死はあらゆる者を待ち受ける未来であることから、モールは夢と予言の神でもある。
モールの教団員は死者に対する義務を大変重く受け止めており、自ら疫病に襲われた街や戦地に赴き殉教する者も少なくない。
全般的にモールの聖職者が生者の関心ごとに口を挟むことはほとんどない。
しかし、死霊術に関する教団の姿勢は例外といえる。
死霊術師はモールの敵であり、死霊術師に呼び起こされた不幸なアンデットは、死霊術師もろとも正式なモールの儀式を経てモールの王国へと送り、保護を受ける必要があるのだと主張する。

信仰の中心地:ティリアのルッシーニ

教団の首長
存在せず

主な組織:卜占修道会、屍衣修道会、

主な祝祭:魔女の夜、神秘の夜

著名な聖典:『戸口の書』『大鴉の歌』

一般的なシンボル:黒薔薇、大鴉、門

入信:死者の王にまつわる鮮明で衝撃的な悪夢を見ることが予兆として現れる。
動揺とし志願者は直ちに近くの神殿で司祭たちの前に平伏し、入会許可を乞うのだ。

教団員:モールの聖職者は何の飾り気もない黒一色のローブに身を包む。
中には鴉を飼いならして肩にとまらせている者もいる。
モールの聖職者は髪を短く刈り込むことが多く、鬚も綺麗に剃っているものが大半だ。
ほとんどの人がモールの聖職者はむっつりと不機嫌で堅苦しい連中だと誤解している。
それは、葬儀の場でしかモールの聖職者を見たことが無いからであって、平素は派手ではないが、普通の暮らしや娯楽を楽しんでいる。
モール教





















































































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