ラナルド教には組織構造が無く、聖職者の大半は各人各様になすべき事をやっている。
そのせいで最高宗教会議に出席する事に困難が伴う上に、司祭長や教団の重要な懸案が毎回ころころ変わることで、他の教団からは怒りを買っている。
ラナルドの教団員たちが協働する場合は大抵、十名以下の少人数で秘密裏に事を行なう。

Cell:無政府主義を標傍し数々の組織を転覆する計画に時間を費やす小集団。
民衆の只中に扇動家を送り込み、社会の基幹施設に妨害工作を行い、決め手となる証拠を掘り出して専制的暴君を脅迫しようとする。

同胞会:商人ギルドによく似たこの組織は、寄り合いを開きお互いの利害を調整し、全員にとって好機で、金儲けに繋がるようにはかりごとをめぐらせる。

施与者会:非公式な呼び名ではあるが、民衆からは愛されている。
世の不正義を正そうと強い信念を持った彼らは金持ちから金を奪い、恵まれない者たちにその金を施すのだ。
この教派の構成員は概ね長生きできない。

鉤指衆:少数ではあるが、盗賊、巾着切り、詐欺師の中にはラナルドを盗賊と詭弁の神だと考える連中がいる。
彼らは鉤指衆を名乗り欲しい物を欲しい時に手に入れることに専心している。

教団機構
一般大衆の神、幸運を司る気まぐれな神、ペテン師の中のペテン師、ラナルドはそのいずれでもあり、それに留まらない多面的な存在だ。
"夜うろつく者"達は盗賊や窃盗犯であり、金銭的目的やスリルを味わう為にラナルドを信奉する。
"欺く者"は巧みな詐欺師であり、あらゆる社会階層の隙間を泳ぎまわり、その機転と饒舌な舌で金を巻き上げる。
"博徒"を崇める教団員は運任せのゲームや謀をめぐらせ金を集め続けることで己の情熱を持続させようとする。
"守護者"ラナルドを崇める者は自分で自分の身を守れない者たちの守護者役を買ってでる。
金持ちから奪って貧者に分け、権力者達の偽善や不品行を白日にさらし、暴行や迫害、搾取に対して民衆の権利を主張するために立ち上がる。
また、ラナルド教はエンパイア国外では情け容赦なく弾圧されている。

信仰の中心地:なし

教団の首長
存在せず

主な組織:同胞会、施与者会、鉤指衆

主な祝祭:愚行の日、スリの巡礼日、

著名な聖典:『十の謎かけ』『真夜中と黒猫』

一般的なシンボル:人差し指と中指を交差させた手、"X"の字、烏、猫

入信:ラナルドの司祭は候補者を見つけたら教団とは関係ない者を装って接触し、候補者をしばらく間試すのだ。
候補者が司祭の眼鏡に適った者ならば、司祭は正体を明かし、己の真意を明らかにする。

教団員:ラナルドの教団員は貴族から貧民窟の最下層まで、あらゆる社会層で見かけられる。
教団員たちはほぼ例外なく、クロスさせた指か"X"のシンボルをつけたネックレスをくびから提げている。
ラナルドのシンボルは公然と身につけると効力を失うと信じられていることと、他教団や魔狩人に見つかっては厄介なので、誰もが人目に付かないように着用している。
ラナルド教





















































































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