タールは自然の力強さや威厳を体現し、物質的な世界のみならず、生ける者全ての原初的な生命力そのものを対象とする。
リアはタールの妻で人々や大地を育む者である。
リアは耕作地や果樹園、家畜に目を注ぎ、作物や食肉を健康的に育成させる。
リアはまた、愛の守護神でもあり、若い恋人や出会いを求める者たちから熱烈に信仰されている。
タールとリアの教団は原野をさまよう一匹狼と共同体の安寧に密接に関わる者たちが混然一体となった奇妙な組織だ。
あらゆる教団員はタールとリアの聖堂やその他の聖所を訪れ保護することを日課に組み込んでいる。
教団の組織は驚くほどしっかりしており、エンパイアの各領邦に二名ずつの大司祭が運営に当たっている。
春と秋にはリアの大司祭が、夏と冬にはタールの大司祭が優位に立ち命令を下す。

タール親族会:ほとんど男性のみからなるこの分派は男らしさをもっとも卑近な面で体現する者たちである。
この分派の司祭たちは、"男同士の秘密"と自然界の神秘を守る責任を有する。
彼らは、若い男が成人の儀式を行なうときの手助けや狩猟や漁、その他野外で生き抜く為の技術を教えたりする。
彼らは、発汗小屋でアルコールを飲み、幻覚性の物質を用いて強烈な高揚感につつまれて長い時間を過ごしたり、何日も何週間も酒を飲み続けたり、狩猟隊を率いて獲物を調理し大量の密造酒とともに食べたりすることで、男らしさを体現する。

番人団:タールとリアの聖地を断固守り抜く決意を胸にビーストマンやグリーンスキンの襲撃や無知なエンパイアの市民たちと戦う者たちである。
番人団は秘密儀式の執行者でもあり、信者でも無いのにその儀式を目撃したものは誰彼関係なく目を潰す。

恵みの運び手:エンパイア市民からもっとも認められ尊敬される存在である。
農作業や畜産の技術に精通していることと、神の祝福を運んでくることから民衆から強く求められている。
この集団の女司祭たちは性愛や房中術についての助言者として、その飾らない知恵で尊敬を集めている。

施し:神殿の中には困窮者に食べ物を施す活動をしているところが多く、困窮して動けない者を探して施しをするために入信者や下級の司祭がパンを配る為に送り出される。
その手伝いの為に同行する大柄で威圧感のある戦士達をシャリアのシスターたちは好意的にみている。

長脛会:長脛会は他教団における聖堂騎士の役割を果たす壮健な野人たちである。
一箇所に一週間以上滞在しない誓いを立てた彼らは、聖地を冒涜する人間、モンスターを見つけては天罰を下して回る。
また、巡礼者をミュータントや山賊から守ってもいる。
"混沌の嵐"の際には、騎馬偵察隊や斥候、奇襲部隊として皇帝の軍に仕えた。

有角狩人会:彼らは、教団内における狂信的な分派である。
大部分の者は衣服すらまとわず、ごく小さい村落にさえ近づこうともしない。
有角狩人たちは戦闘では荒々しい戦士で、神聖な原野を汚す者には容赦はしない。
タールの聖なる森に迷い込んだただの旅行者でさえもだ。

リア婦人会:女性のみからなる下部組織で人生で少なくとも一度は出産した女性たちからなる。
この小規模な修道会の会員は産婆や癒し手として、また母親やこれから母親になる者たちの相談役として活動している。

教団機構
オールドワールドで最も古い神格で、原初の人類が雷や四季の移ろい、潮の満ち引きといった自然現象に何らかの説明をつけようと考えたことによって発達した。
信仰の中心地:タールの緑髪の森 タラブヘイム

教団の首長
タールの大司祭ニアフ、リアの大司祭カトリネリア

主な組織:長脛会、有角狩人会

主な祝祭:芽吹き(春分)、生育の終わり(秋分)、動かぬ太陽(夏至)、天地動かず(冬至)

著名な聖典:『太古の森の儀』『新緑の書』『夏の小径の書』

一般的なシンボル:(タール)枝角、鹿の頭蓋骨、石斧 (リア)小麦の束、弓矢、投矢、花束)

入信:(タール)原野での狩猟と生存に不可欠な技術を学び、強いアルコールと幻覚性の薬草や茸の影響下で発汗小屋での時間を過ごす過酷な試練が試される。
この試練では度々命を落とす者すらいる。
(リア)指導者である女司祭が入信者がその先に進むにふさわしくなったと考えたなら、ささやかな祝宴を歌と踊りで締めくくる。
この加入の儀式は神秘に包まれており、血の捧げ物や月の崇拝、それ以上の奇妙な事柄に満ちているという。
男たちがこの儀式を垣間見ることは固く禁じられている。

教団員:祝祭や儀式の時には灰色や褐色、緑色の簡素なローブに身にまとうが日常着のままで儀式に赴くことも珍しくない。
髪や衣服を木の葉や枝、花、小麦の束などで飾る。装身具も骨やねじれた小枝、カット加工していない宝石など自然由来の物を用いる場合が多い。
タールの教団員は密漁や過度の伐採などそのような行為から自然を守る生活を営む。
そのため、人里はなれた生活圏で暮らすことが多い。
一方リアの教団員ははるかに共同体にとけこんでいて、出産や治療、作物の栽培について人々の手助けをしている。

タールとリア教

















































































































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